おおいしつかさ


旅行とバイクとドライブと料理と宇宙が好き。
Ubie Discoveryのプログラマ。
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WR250X 納車 - 12年ぶりにバイクに乗るお話

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WR250Xを買いました。
ずっとモタードに乗りたくて乗りたくてようやく乗れるようになれました。嬉しい!

バイクに乗ってきたお話

16歳で原付の免許を取って、最初にのったのはスズキのセピアZZでした。スクーターです。
ハイマウントストップランプがついていてカッコよかった。これで高校に通学してました。
18歳になったときにNSR50に乗りました。19歳になると中型二輪を取って(今で言う普通二輪です)、NSR250に乗るようになりました。

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ときどきサーキットに行って、練習走行したりサンデーレースに出たりもしました。このときはNS50R(レース専用のNS50)やCB400SFに乗りました。

そうしてずっとバイクに乗ってきましたけど、12年前からバイクに乗らなくなりました。

乗りたかったバイクのお話

バイクには乗らなくなったけどバイクが好きなのは変わりません。
バイクに乗らなくなった頃、モタードという種類のバイクが目立つようになりました。モタードというのはオフロード用のバイクにオンロード用のタイヤをつけたものです。
ぼくの父親はモトクロスのレースをやっていて、小さい頃はよくサーキットに連れて行かれて父親が走るのを見ていました。そういうこともあって、最初に目にしたバイクはオフロード用だったし、今でも親しみのある形なのです。
とはいってもぼくはオフロードは走りません。アスファルトの上しか走らないのにオフロード用のタイヤはどうも心もとない。と思っていたらモタードが登場してきたのです。

最初に乗りたいと思ったのはホンダのXR250モタードでした。そうして、ヤマハからWR250Xが出て来ました。これがとてもカッコよかった。
ぼくはずっとホンダのバイクに乗ってきたしホンダのバイクが好きだったのですが、ホンダのデザインはカッコいいんだけどちょっとだけダサいなとずっと思っていました(今でも思っています)。
それにひきかえヤマハのバイクは昔からデザインが洗練されているしとてもカッコいいのです。

WR250Xは250ccのバイクとしては異例の値段の高さ。700ccのMT-07より高いのです。それでも価値に見合った値段なのでした。昨今の250ccのバイクがタイやインドネシアで生産されていてひとつひとつのパーツもそれなりのものだったりするのに比べ、WR250Xは国内生産だし専用に設計された250cc単気筒最強のエンジンが載っていたりします。

WR250Xに乗りたいと思っているところへ、ホンダがCBR250RRを発表しました。これがホンダらしからぬカッコいいデザイン。一瞬、これに乗りたくなりましたがやっぱりやめました。昔乗っていたNSR250と同じタイプのバイク。これに乗るとどうしてもNSRと比べてしまいそうです。単純に性能だけ見ると、NSRのほうが圧倒的に上。がっかりしてしまいそうな気がしました。
それに、もう40歳を超えたおじさんが乗るバイクでもない気もしたのです。なにより、ぼくはもう目を三角にしてバイクに乗る気はありませんでした。とことこのんびりツーリングしたいのです。

WR250Xインプレッション

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東京や神奈川の人が気軽に行くツーリング先として道志があると思います。ぼくも早朝に道の駅どうしまで行ってみました。
ネット上のインプレを読んでいて知っていたのですが、やっぱりWR250Xはお尻が痛くなります。ときどきバイクの上で立ち上がったりしてお尻の負担を軽減させる必要があります。
あと、リアブレーキが若干上にあるのも気になりました。リアブレーキを踏むときはけっこう足首を上に曲げないといけません。走行中はブレーキの下側につま先を入れておかないとつらいです。
欠点らしい欠点はこれだけ。

やはりなんといってもエンジンが素晴らしい。まだナラシ中なので全然エンジンを回していないのですが、ずんずん前に進みます。特に低速コーナーが楽しい。高めのギアで全然回転がたりないときでも、失速することなく力が出てダッダッダッと地面を蹴るように曲がっていきます。スピード出さなくても楽しいし走りやすい。エンジンの振動は多少あるけど、単気筒にしてはまったくないほうだと思います。手がしびれることもありません。
排気音もすごく好み。カッコいい音なのです。マフラー替える必要はないですね。ずっと静かな車に乗っていたせいか、これでもちょっとうるさいと感じるくらい。

足つきは173cm、60kgのぼくで両足のつま先が届くくらい。指の根元くらいまでが地面に接する感じでしょうか。バイクがとても軽いので不安感はないです。止まっているときにどちらかへ傾けても全然大丈夫。立ちごけする気はしません。
メーターはシンプルでスピードが分かるだけ。タコメーターがないのですが、なくてもいいかなという感じ。サーキット走るわけでもないので。時計がついているのが地味に便利です。
デザインはもちろんカッコいいです。ナンバーステーまでカッコいい。フェンダーレスにしなくてもいいですね。

もうノーマルで完成されている感じです。パワーも十分、外装もカッコいい。変に改造したりはせずに、ちゃんと整備をしてノーマルの性能を維持していくのが大事なのかなと思いました。大人でしょう?
USB電源つけてスマホをマウントしてナビを使うこともちょっと考えましたが、バイクに乗る前に地図見ておけばだいたい迷わないでいけるし、電気系を触るのもちょっと嫌だったのでこれもしません。

最後に、WR250Xで楽しそうに走る人の動画を載せておきます。これ、すごく好きで何回も見ているのです。