ubuntu8.04でデュアルディスプレイを使う
昔はすごく苦労しながらxorg.confをいじくっていましたが、いまでは素晴らしいことにほとんどGUIでデュアルディスプレイの設定ができてしまいます。
基本的には、「システム」-「設定」-「画面の解像度」でOK。スクリーンのクローン化のチェックボックスを外せば、その時点で認識されているディスプレイが表示されて、解像度や、さらには位置関係までドラッグして設定することができます。
ひとつだけ問題なのが、スクリーンの仮想サイズの設定がxorg.confに必要なこと。これをしないと、デュアルディスプレイになりません。
/etc/X11/xorg.confの”Screen”セクションに以下の”SubSection”を追加します。
Section "Screen"
Identifier "Default Screen"
Monitor "Configured Monitor"
Device "Configured Video Device"
SubSection "Display"
Virtual 2304 800
EndSubSection
EndSection
“Subsection”の”Display”で、スクリーンの仮想サイズを指定してあげます(ぼくの環境は1280x800と1024x768のディスプレイが横並びになっています)。
GUIを使わなくても、xrandrというコマンドを使えば設定可能です。
xrandr --output VGA --mode 1024x768 --right-of LVDS
こんな感じで直感的に指定できて、さらには再起動も必要ありません。素晴らしい。もうWindowsを使う意味がどんどんなくなってくるな。