トヨタ iQ ロングドライブ インプレッション
この週末は宮城県南部までの往復700kmを、トヨタのiQでドライブしてきました。
トヨタ iQ
エクステリアはキュートでなかなかカッコいい。驚くほど小さいです。特に全長が。まるでチョロQのよう。一応、後部座席がついているのですが、本当に緊急用と考えたほうがよくて、大人が座れるものじゃありません。なのに後部座席のヘッドレストが邪魔で、後方の視界がよくありませんでした。ドライブ中は後部座席のヘッドレストを外していました。
なぜか、缶ホルダーがひとつしかありません。室内の収納箇所もあまりなくて、その点はかなり不満。オートエアコンもついているし、スポーティなD字型ハンドルも感触が素晴らしくてインテリアの質感は高めです。ただ、全長が短いのに車高が高めなせいなのか、シートの座面が高すぎる感じでした。もっと低いほうが自然だと思うのだけど、おそらく足下のスペースが足りないせいなのかも。
全長が短くて車高が高いので、ロールをしないようにサスペンションは堅め。高速道路では突き上げ感がかなりあります。ただ、着座位置のすぐ後ろがリアタイヤなので、カーブを曲がる感覚がとても楽しい。お尻で回っている感じがおもしろいです。
ロングドライブはとにかく疲れる車です。疲労感と肩こりが強く残ります。全長が短くて車高が高いのが特徴ですが、その形状がすべての悪い点の元凶になっているようです。ユルさんとも話しましたが、おおいし家ではこの車を購入することはないでしょう。でも、街乗り中心で、近所の足代わりに使うのならけっこうおすすめかもしれません。小回りもきくので。